宝物殿安置

滝山寺

孔雀文磬
県指定文化財
室町時代 明応四年(1495年)

孔雀文磬

 磬(けい)は修法や勤行の際に用いる仏具。古代中国の楽器に由来し、仏前の礼盤の右側に置く磬架(けいか)にかけ、導師が打ち鳴らす。

 本作は鋳銅製で、山形高く弧の入り深く、縁は厚い。表裏ともに中央に蓮華形の付き撞座(ついざ)を構え、左右に孔雀を鋳出する。片面に撞座をはさんで「祐承」「寄進」、外縁に「祈願禅門善因」「明應四年六月十六日」「神宮寺地蔵堂」と刻銘があり、記年銘磬の基準作例として貴重である。
当ホームページ内に掲載しています写真やデザインなどは著作権法で保護されています。
また、使用している写真の無断転載・再配布や、写真を加工しての使用は禁止しています。